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クズリ通信

子育ての記録、人間関係論、シンプルな生活などについて。

夜泣きに効果的だった小児鍼(しょうにばり)

乳児期(1歳まで)

生まれてから8ヶ月ほどまで、何度も夜泣きに悩まされ、普段の生活から余裕が無くなってきました。睡眠時間を長く取れるようになると、今度は泣き声が大きくなり、何度も夜中に起きざるを得ませんでした。

 

暇があればGoogleで、

「夜泣き 対策」

などのキーワードで検索している自分にハッとします。

(また悩んでいる……)

と、自分を笑うこともありました。

 

そんなときに偶然みつけたのが「小児鍼」という存在です。

これには感謝してもしたりません。

小児鍼(しょうにばり)。ほとんどの方はご存じないと思いますし、動画で調べると、そのお手軽さに拍子抜けするかもしれません。


Most cute baby in Japan『赤ちゃんの笑顔には本当に癒されます』 高野鍼灸リラクセーション

 

「鍼」というものの、言葉から想像するような「針」ではありません。いろいろなバリエーションがあるようですが、私が手に入れたのは、尖った金属の角がローラー状についたものでして、これを動画のように、コロコロと転がしていくのです。

 

こんなの使ったところで、プラシーボ効果に過ぎないと思いませんでしたか? おまじないではないかとか考えませんでしたか?

 

私は当初そう思いましたが、わらをもすがる思いで使ったところ、劇的な効果がありました。夜泣きが数日で少なくなったのです。これは本当に、オススメ。思えばこの道具を使ったときが、夜泣き対策のターニングポイントだったような気がします。

 

騙されたと思って使ってみてください(ただし効果がなくても自己責任でお願いします)。

隣室との間にダンボールを立てかける

乳児期(1歳まで)

さて、再び夜泣きの話です。

 

子供の泣き声で困ったことの一つが、隣家に迷惑がかからないか、という心配でした。

 

うちのマンションは古いためか、防音がしっかりしておらず、隣家の咳払いすら聞こえてきます。うちの子供の泣き声が、隣に漏れないはずがないのです。

 

隣家の住人とすれ違った時に、

「ご迷惑をおかけしていると思います。申し訳ございません」

と謝罪したことがありました。とても良い方で、

「大丈夫ですよ。気にしないで下さい」

とおっしゃってくれました。気を使っていただき、有り難かったです。

 

とはいえ実の親ですら根負けするような泣き声を他人が平気なわけがありませんので、なんとかならないかと考え、対策をとることにしました。

 

最初考えたのは、遮音シートを壁一面に貼るという方法ですが、これは労力とお値段、効果の観点から考量して、やめることにしました。

 

次に考えたのが、家に届く大型のダンボールを、隣家との間の壁に立てかける、というもの。ベビーカーやベビーベッドなど、子供のために大型の商品を購入する機会が格段に増えたため、その際の廃材であるダンボールを利用しよう、という訳です。

 

ダンボールは吸音性が高いそうです。どれほどの効果があるのか今ひとつ分かりませんが、今も壁一面に並んだダンボールを見ると、とりあえずやるだけやってるという気休め程度になっています。

立ち上がって決めポーズを取る子供

子の成長

子供が立ち上がって、決めポーズを取るようになりました。お尻を突き出して両手でバランスを取りながら、私の方を向いてニヤッと笑います。それが得も言われないほど可愛い。

 

立てることが楽しいのでしょう。また、私を見上げてからニヤッと笑うのは、見られていることを意識しているからでしょう。

 

立ち上がるだけで精一杯だったり、見られていることを認識出来なかったりだった昔に比べると、格段の成長ぶりです。

 

幼児が立ち上がるとき、なぜああもお尻をクイッと突き出すんでしょうね。バランスを取るためでしょうか。キューピー人形を見ているようで面白いです。赤ん坊がこれほど可愛いなら、キューピー以外にももっと赤ん坊をキャラクターにした人形があっても良さそうですけれども、あまり見かけません。私が知らないだけかも知れませんが。

『ど根性ガエルの娘』15話を読んで感じたこと

人間関係

ど根性ガエルの娘』の第15話がWeb上にアップされています。その内容を紹介する記事を読みました。

 

gerusea.hatenablog.com

 

第1話がWeb上にアップされたときにも、はてなのホットエントリーとして挙がっていたのを私は覚えています。当時の記憶がまだ残っていただけに、今回の予想できなかった展開に私も驚きました。


第1話で「どん底に落ちた父と、再生した父と家族の話を描こうと思う」
と書いておきながら、実はその第1話自体が虚構だったのです。

 

この展開に対しては、以下のように否定的なご意見もちらほらとあるようです。

zuisho.hatenadiary.jp

 

思うところ各人異なるのは当然。作品をどう咀嚼するかは読者の自由に任されています。

 

しかし、同じく横暴な人間に生活をふりまわされた経験を持つ私は、作者の大月悠祐子さんにいたく共感しまして、
(そうだろうな)
(父が倒れなければ、描けなかったのだろう)
などと考えました。

 

ある共同体の中で独裁的にふるまってきた人間がいくら反省をしているように見えても、信用してはならない、と、いつの頃からか思うようになりました。人間は常に自己正当化をしながら生きていく存在である、という諦観が、根底にあります。加害者は加害行為を正当化しながら多分これからも生きていく。だから過剰に期待してもしょうがない、というあきらめです。

 

横暴な人間が反省したように見えても、もともと家族に暴力をふるうような利己的で感情抑制の下手な人間の性質が根本から変わることは、めったにありません。反省しているように見えても、年を取って昔ほどの感情の起伏がなくなり、行動を抑制できるようになっただけのことが多い。根本の利己的な部分は変わらないのではないでしょうか。

 

昔ひどい目に合わされたことのある人間から、許してほしいと言われ、和解を求められたことがありました。

 

そのとき私は、相手の昔の横暴な態度を責め立ててました。それに対してなんだかんだと反論するので、挙げる横暴の理由の一つ一つをつぶしていったところ、それまでしおらしく「反省している」「ごめんなさい」と繰り返していた相手は土壇場で態度を変えて、

「あんたはどれだけ自分が偉いと思っているんだ!」

と逆ギレしたのです。

 

現実はこんなものです。

 

世界は理不尽に出来ていて、弱肉強食が基本原則。そのルールが支配する幾つもの檻のような場所の中で、ある弱いものが強いものに牙を向かれた時には、従わざるを得ません。閉じられた共同体の中では逃げ出すことも叶わず、強者が暴力的だった場合は、ひたすら傷つけられ虐められる運命にあります。

 

そこで我慢して力を蓄え、やがて自分がその檻の中で弱者をいたぶる側に回るか、それとも逃げ出してもっとまともな場所へと移るかは、その人次第。私は逃げる方を選びましたし、他人にも逃げて別の場所へ移ることをオススメしますが。

 

逃げ出すことが出来た後、やや心の健康を取り戻した人は、加害者に反省を迫ろうとしがちです。根底には、シンドイからもう憎みたくないとか、家族だからやっぱり仲良くなりたいなどの気持ちがあるからでしょう。しかし、それは往々にして裏切られます。加害者が反省してみせるのは、弱くなってこちらに敵わないから降参してみせただけで、人間性を変えたからではないからです。

 

だいたい、まともな人間はどんな状況であれ、弱者をいたぶったりしません。

 

相手の過去の行為を許す必要など、そもそもないのです。加害者は自分勝手な暴君だからそうなったのだと理解して、あとは極力接触をひかえた方がいいんじゃないかな。その上で、もしもこちらに害を加えそうならば戦い、排除すればいい、と割り切ってもいいんじゃないですかね。

樋屋奇応丸はなんとなく効いたと思う

乳児期(1歳まで)

引き続き樋屋奇応丸の話です。樋屋奇応丸は本当に小さく、直径1.7mmの小さな芥子粒でして、それが小指の先程の大きさの瓶に120粒入っていました。

生後数ヶ月の子に飲ませるためには、授乳時に妻の乳首の先にくっつけて、乳首を含ませるという方法を取ります。

......

服用させる前は、樋屋奇応丸を子供に飲ませるのは大変だろうと思っていました。薬なんて飲んだことのない子供が、たとえ小さくても違和感ですぐに吐き出すに違いない、と。

ところがこの心配は杞憂でした。樋屋奇応丸の糖衣タイプは甘く、子供はまったく嫌がりません。これは意外でした。

服用させた夜、いつもよりも少し、寝てくれたような気がしました。翌日はいつもと同じどおり夜泣きして、次の日は少し夜泣きが減ったような気が……。

120粒を服用させた二ヶ月の間、他の方法もいろいろと試したために、効いたのかどうか、正直よくわかりません。2ヶ月は子供が成長するには十分な日数であり、夜泣きが樋屋奇応丸購入当初よりも少なくなったのは成長のせいかもしれないからです。

ただ、眠る前にぐずるのが、樋屋奇応丸を飲ませるとほんの少し緩和したような気がします。わずかな差ですが、そのわずかの差ですら、とてもありがたかったのでした。

 

樋屋奇応丸を飲ませるまでの躊躇

乳児期(1歳まで)

夜泣き対策としての樋屋奇応丸(ひやきおうがん)のことを知らない人の中には、

「え、病気でもない子供に薬を与えるの?」

と驚かれた方もいらっしゃるでしょう。私も気がかりでした。

とはいえ、困っていることは事実。その困惑と葛藤の中で思い出されたのは、幼少時にテレビで洪水のように流れていた樋屋奇応丸のコマーシャルの数々でした。

西日本で生活していた人は、樋屋奇応丸のコマーシャルがどれほど頻繁に流れていたか、ご存知ではないでしょうか。


【懐かCM】1992~95年 樋屋奇応丸 ひやきおーがん ~Nostalgic CM of Japan~

 

今観ると時代を感じさせます。この毎日のように流れていたコマーシャルの量を思い出したことで、樋屋奇応丸を購入する決意が固まりました。

「夜泣きに効果あり」

とこれだけテレビでやっていれば、延べ数で何百万人(予想)という子供が服用したに違いありません。コマーシャルが流れて数十年、子供が服用して事故にあった、という話は寡聞にして聞いたことがありません。Googleで改めて調べてみましたが、樋屋奇応丸の服用事故の事例を見つけることはできませんでした。

数十年という時間と延べ数百万人の服用というエビデンス。そこから明らかなことは、樋屋奇応丸によって事故が起こる確率は相当低い、というもの。それならば、服用させても大丈夫なのではないか。このように考えました。

ところがいざ購入を決意していくつかの薬局を回りましたが、一昨日の記事にも書いたように、東京では樋屋奇応丸をほとんど扱っていません。あるのは宇津救命丸(うづきゅうめいがん)ばかり。

(宇津救命丸か。よく知らないが、夜泣き用の生薬ならば同じようなものだから、大丈夫だろう)

とは思うものの決心までいたらず。やはり我が子に与えるならば、自分が心底「大丈夫」と思えるものを与えたい。それなら脳裏に刷り込まれた「樋屋奇應丸」を与えたかったのです。

Amazonでも売ってませんでしたが、ようやく探し当てた大手薬局で購入出来ました。

夜泣きで仕事に支障が出始める

乳児期(1歳まで)

さて、またも夜泣きの話です。

子供のいる友人や知人と情報交換をしたところ、うちの子供の夜泣きの頻度は多かったようです。

「夜泣きで眠れないでしょう?」
と尋ねても、
「いや、三時間は眠れる」
と言われて、うらやましく思ったものです。

寝たかと思うと起こされ、時計を見ると、たった1時間しか睡眠を取っていない、ということが何度もありました。妻が隣の部屋に行ってくれるとはいえ、毎晩は無理です。2時間おきに泣き声で起こされて妻が朦朧とするために、私が代わりにミルクを作ることもしばしばありました。だいたい3日に1回のペースで、私が夜中に起きてミルクを作っていました。

子供が生まれて3ヶ月ほど経った頃の話です。

当然仕事にも影響が出てきます。目の下に隈が出来て、なかなか消えません。仕事中に思わぬミスをして、ギョッとしたこともありました。居眠りをしてハッとしたことも何度かありました。幸いなことに上司には気づかれませんでしたが、同僚には気づかれていたようです。見逃してくれたのは幸いでした。

(このままでは頭がどうにかなるかもしれない)

この夜泣きがいつになったら終わるのか、先が見えない日々を過ごしていますと、頭がおかしくなりそうでした。げに恐ろしきは睡眠不足です。

なんとかしなきゃ、と思いました。

こんなときです。子供の頃にテレビでコマーシャルをよくやっていた赤ん坊用の飲み薬「樋屋奇応丸」のことを思い出したのは。


樋屋 竒應丸 1989年

西日本にお住まいの方は多分ほとんどがご存知なのではないでしょうか。私はこの薬、全国どこにでもあると思いこんでいて、すぐに薬局に駆け込んだところ、

「え、ひやきおうがん? なんですか?」

怪訝な顔をされ、驚きました。

Googleで調べて初めて知りました。東日本では樋屋奇応丸ではなく「宇津救命丸(うづきゅうめいがん)」という薬が夜泣き用の薬として有名であり、東と西で綺麗に分かれているのだそうです。


宇津救命丸 1989年

東日本と西日本の違いといえば、「バカ」と「アホ」の使い分けが有名ですが、夜泣き用の薬も異なっているんですね。子供がいなければ知らなかった知識でした。一つ、勉強になりました。