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クズリ通信

子育ての記録、人間関係論、シンプルな生活などについて。

子供が床に食べ物を落とす

子の成長

わが子が最近、離乳食をさじですくったり手づかみしたりして、食べずに床に投げ落とすようになりました。子供用の椅子にとりつけた補助テーブルの上に載せた容器の中の食べ物を、面白がって床に落とします。「いけません」と叱っても言葉の理解が不十分なので、よくわからずに何度も同じことを繰り返すのです。

 

妻が忙しい時には私が代わりに食事させますが、この行動には手を焼いています。

 

とはいえ腹は立ちません。子供とはそういうものだろうと思っているからですが、親戚づきあいがあまりなかった私が、そう思うようになったのはなぜだろう? と自問自答して思い出したのは、私の場合は親や親戚から自然に学んだのではなく、本から学んだということでした。

 

幕末に活躍した頼山陽という明治維新に影響を与えた詩人がいます。彼は子供の頃、ご飯を食べ終わると茶碗を庭に投げつけるという悪癖があったそうです。うちの子もよくプラスチックの茶碗を投げるので、「わかる、わかる」と思っちゃいました。

 

当時は瀬戸物なのですぐ割れるから、片づけは大変だったことでしょう。ところが彼の母親はいつも何も言わず、新しい食器を与えて食べさせていたそうです。

 

幕末の天才と言われた偉人でさえ、子供の頃はこうですから、自分の子供が多少無茶をするのは当たり前だと私は諦めています。また、幼い時期にしつけなければ、その後の人生に悪影響を及ぼすという話は眉唾ものだと考えています。

 

とはいえ、幼稚園に入るまでにはしつけておかなければ、周囲に迷惑をかけてしまいます。少しずつ、焦らず教えていこうと思いますが、今は食事のたびに床に綺麗な防水シートを敷いて、子供が投げ捨てたご飯を拾っては食べさせています。